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ジュエリーを愉しもう! ポルトガルの金銀細工フィリグラーナの制作や、ジュエリーと共に送るヨーロッパでの日々。

ベルサイユで遅めの朝食

昨晩は久しぶりの友達とのディナーで、家に着いてからも興奮が冷めなかまったのか、なかなか寝付けず、今朝はお寝坊さん。

遅めの朝ご飯は、近所のカフェでいただこうっと。家の周辺は300mほどの範囲で軽く10軒以上のカフェがあるのですが、お気に入りの一つが、1922年創業の「ベルサイユ」!

その名の通り、大変格調高い老舗なのです。

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内装はこの通り。天井や柱の細部まで装飾がとても行き届いていて、メンテナンスもしっかりされているのが分かる素敵なカフェです。

私のフィリグラーナのペンダントも似合うかしら(笑)。

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場所がリスボンのオフィス街で、近年ホテルも一気に増えましたが、観光名所はないので、ここのカフェのお客さんはほとんどが地元の常連客。

この時期はクリスマス菓子もいろいろ出ていて、定番のボーロレイ(王様ケーキ)もここのはとても美味しい。ここ数年毎年買ってます。

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ホイップクリームも美味しいのでエクレアのようなドゥジェッセというのもよくいただきます。

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日本のショートケーキのような繊細な洋菓子とはまた違いますけどね。

甘いものは昨日のデザートでも食べてしまったし、朝ご飯はこれにしました。

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鱈のコロッケ😄

どこのカフェでも置いてる、ポルトガルの定番のおつまみ。

食器はお店のロゴがプリントされた、とてもシンプルな量産されている時期です。個人的に、西洋食器ブランドの薄い繊細な磁器はあまり好みでないので、こういうガッチリした普通の食器がむしろありがたい。

でも出し方が、他の店と差をつけてますよ。カップのソーサーは二段構造!コロッケは普通手で持って食べるのですが、ここでは必ずフォークとナイフも出されます。

そしてウェイターさんは、みんなとても親切で、アテンドは丁寧だけど無駄話をダラダラすることはなく、とても居心地いいお店です。

お値段は、他の店と変わらないし、格調高いが高飛車ではないこの雰囲気、いつもつい長居してしまいます。

老舗が観光名所になってしまうと、地元の人は遠ざかってしまいますが、ここは今も近所の住人を優しく受け入れてくれる、私の心のオアシス。

 

とやたら褒めちぎりましたが、先日ポルトガル第二の都市ポルトの、有名な老舗カフェが閉店に追い込まれた残念なニュースが飛び込んできたので、私の行きつけのカフェに思いを巡らせてしまいました。

 

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