ルーティン - fiosブログ

今日はお昼頃に少し明るくなってきたので、昨日途中でやめてしまった作品の続きの作業をやって、一つ完成。

家の中は本当に静かなので、フィリグラーナの作業をやる時は、YouTubeで誰かのトークを聞いたり、昔のドリフのコントを見て「ばっかばかしーっ」とか思いながらゲラゲラ笑ったり(笑)、音楽聴いたり、といろいろなのですが、今日は若手の有名なポルトガルギターの奏者のコンサートの映像を見つけたので、1時間半ほどこれを聴きながら作業をしていました。

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アンジェロ・フレイレというギタリスト。めっちゃ上手いです。この子、私がよく覚えてるのが、まだ子供の頃にタレント発掘のコンテストに出てて、ポルトガルギターの弾き語りで歌がとにかく上手かった。その時はファドではないジャンルの歌だったなあ。その頃顔もかわいらしくて、この子は将来絶対有名になると思う、ってピンときました。でもその後、テレビで見るようなこともなく、私も特に彼のことを調べることもしなかったのだけど、2年前にポルトガルギターを習い始めて、いろんな動画を見るようになり、アンジェロ君はファドの世界で第一線で活躍しているということを知ったのでした。でも歌手としてではなく、ギタリストとして。今も自分のコンサートでは歌ったりするけど、おそらく他の歌手の伴奏でギタリストとしての活動のほうがメインだと思う。もう30代になり、髭ボーボーで熊さんみたいになってしまったけど、ギターの演奏はキレッキレ。小さい頃からファドの世界にどっぷり浸かって生きてきたのがよくわかる。

私が見た動画は、昨年の夏にリスボン近郊のアルコシェッテでやったコンサートのようです。こういうギタリストのコンサートって、あんまりないんです。ファドのコンサートの合間に数分ギターソロを入れるのは普通だけど、私はファドが好きなわけではなくて、ギターの演奏だけを聴きたいので、今日見たアンジェロのコンサートはとっても貴重。

そしてフィリグラーナの作業のほうはと言えば、最後のほうで何度も崩壊し、やっとできました😊　普通ならイライラする状況ですが、アンジェロのおかげで穏やかな気持ちでいれました、あはは。

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